鎌倉幕府の初代将軍として有名な源頼朝が、安房国州崎明神を勧請し、文治3年に創建された「品川神社」は、現在は東京10社の1社に指定されています。東京都指定の無形民俗文化財である「品川神社太太神楽(だいだいかぐら)」で有名です。「品川神社」は、海上交通安全と祈願成就の守護神として、近辺の人達からの信仰を集めて現在に至っています。また、境内末社である浅間神社の脇ある富士塚の麓に、氏子がカエルの置物を寄進したことを契機に、「富士山+カエル=無事かえる」という語呂合わせから、交通安全の絵馬も作られるようになりました。大晦日や初詣の元旦になると、近辺の漁師さんは遠洋航海の船員たちが今年1年の無事を願って参拝します。また、大黒天が祭られていることから、商売繁盛を願う人達もたくさん参拝し境内が賑わいます。
祭神:天比理乃咩命、素盞嗚尊、宇賀之売命
ご利益:交通安全、海上安全、商売繁盛、厄除け
拝礼の仕方:2拝2拍手1拝
例年の参拝者数:不明