「おとりさま」として広く人々に親しまれている「鷲神社」は、江戸の昔から「1年の無事に感謝し、来る年の幸を願う」催しとして、毎年11月に行われる「酉の市」で有名な神社です。この神社は、長国寺と鷲神社が隣り合わせになっていて、寺と神社の両方に願掛けが出来ることから、神様と仏様の両方から御利益を授けてもらえると信じられ、多くの参拝客が訪れます。年末年始には、浅草の老舗や居酒屋などの屋台がたくさん並び、初詣に訪れた人達で賑わいます。そして、12月31日の大晦日にはお焚き上げが行われ、初詣の元旦1月1日午前0時には、善男善女の撞く除夜の鐘が付近一帯に響き渡ります。「鷲神社」は、付近の商店や会社の人達に、商売繁盛のご利益があると信じられており、毎年の元旦にはたくさんの人で賑わいを見せます。
祭神:天日鷲命、日本武尊
ご利益:開運、殖産、商賣繁昌
参拝者数:10万人